別館を作ってみました。まだ、何も書いてませんが、少しずつ更新していこうと思います。
今日2213に付けていたサブフィルターを撤去した。

ここのところフィルターからの流量の低下が著しくなっていて、サブフィルターを外したいとは思っていたものの、外すことで全体のバランスが崩れるのを恐れて手を着けていなかったのだが、どうも見過ごせない状況になってきたからだ。

うちの水槽では右奥後方の出水管からフィルターを循環した水が出てきて、水槽後方からぐるっと前面を回って右手前から吸水されるようになっているが、今日、仕事から帰ってきて水槽を見ると、水槽前面部では完全に水流が止まっている。出水部を見ると、水の出がかなり弱まっているようで、本来後方部を回って前面を流れるはずの水が、勢い不足で滞ってしまっているのだ。

最近後景部の水草が繁茂してきたのと、水換え頻度が落ちて水自体のさらさら度が低下していることも相俟って、ますます水槽内の流れが止まってしまっているようだ。水の中の細かい粒子状のゴミが、沈みもせず、浮かびもせずゼリーの中のようにピタッと止まっているのを見てると、「ほっといたらめちゃめちゃコケ出そう」。で、決心してサブフィルターを撤去することにした。

しかし、稼働中の循環システムから間を抜くというのは、やってみると中々大変。タップを閉め忘れて水が吹き出したりイライラすることこの上ない。どうにかこうにかフィルターとサブフィルターを水槽から分離して、風呂場で蓋を開けてみる。

3週間程度だが、それなりにバクテリアは発生しているようで、茶色い粉状のものやベタッとしたコロニーがスポンジや濾材についていた。フィルターの中で今のところ一番景気良くバクテリアが発生しているのが、サブフィルターのスポンジなので、2213の濾材を少し抜き、そこにスポンジを移す。

今度は2213だけを水槽に接続し、ドキドキしながら電源オン!

「うはぁ~」

これはすごい。ものすごい勢いで茶色いものがパイプから吹き出してきた。あっという間に水槽の視界はゼロ。フィルター内に定着していたバクテリアやゴミなどが、フィルターをいじったことで一気に流れ出してきたようだ。

しかし、ここで慌てても仕方が無いので(というか諦めて)30分程そのままフィルターをまわす。やはり、サブフィルターを外したことで水流はかなり上がり、水槽全体に水が行き渡っている。が、この濁りは・・・

30分後少し濁りが落ち着いてきたところで少し換水し、とりあえずほっとくことにした。

で、現在なんですが、なぜか完全に水が透明に戻りました。が、濾過能力がかなり落ちてるはずなのと、水槽内に色んなものが撒き散らされたことで、コケが大発生してもおかしくない状況には変わりないと思う。しばらくガクンと調子を落とすかもしれないが、その後上がってくれれば・・・

さ~サブフィルター撤去、吉と出るか凶と出るか・・・
コケからは目を逸らして、うれしいことの方を考えることにします。
オパクスは元々ついていた葉の方は非常にゆっくりとした成長具合なのですが、新芽は結構な速度で大きくなっていっています。確認してから2日程ですが、もう元の葉の一番小さいものと同じぐらいの大きさになっています。
葉の色はまだダークグリーンにはなっておらず、ちょっと赤味がかかって透き通っています。
さー今年もこの季節が巡って参りました!

歌っていただきましょう!!歌うはKOKEで

「ヒゲは勝つ」です!!!


ついにきおった・・・
抱卵しているミナミヌマエビを発見してしまいました。あんまり増えすぎても困るんですが、重いお腹を抱えてうんしょこうんしょこ泳いでいる(ほんとに動きが鈍い)のを見ていると「・・・頑張れ。」

でも、あんまり産みすぎるなよ~~!
立ち上げからはや3週間が過ぎました。

この間、自分にしては珍しく、特にこれといったトラブルにも見舞われず乗り切れたのは、一重に、う~~ん、運が良かった。。

水草の追加はひとまず終了で、今週は何も入れてません。入っている水草の調子ですが、それぞれ

ボリビアン・スタープランツ:△ 可も無く不可も無く。ただ根を伸ばし始めているので、今後成長が始まるかも。
ゴイアス・スタープランツ :× 調子が上がらない。新芽の成長も鈍い。
スターレンジ・サンパウロ :○ きれいな新芽を出し始めた。
スターレンジ・ポルト~  :○ 意外と早く馴染んで成長していっている。
ホシクサsp.(インドネシア) :○ 新芽が出始めている。ただ成長は非常に遅い。
ロタラ・インディカ    :◎ 最初からすごく元気。
ロタラ・グリーン     :◎ ロタラ類の中では一番心配だったが、ここにきて調子が一気に上がってきた。今一番元気かも。
ロタラ・セイロン     :◎ きれいです。
ロタラ・ミャンマー    :△ ここのところ頂芽に縮れが見られる。
アラグアイア・ミズマツバ :○ 元気は元気だが、異常に成長が遅い。
エキノドルス・オパクス  :◎ ゆっくり成長。新芽が出てきました。
アヌビアス・ナナ(プチ) :○ 元気だが色が薄くなってきた気が・・・
シペルス・ヘルフェリー  :○ きれい、だが、葉先にコケが。
パールグラス・キューバ  :○ まだ黄色い葉が目立つ。が、確実に増えていっている。

総じて調子は良い方なんですが、こうして見るとやっぱりホシクサ類がいまいちかも。枯れない程度にのんびりみていきます。

逆にロタラ類は伸びるのが早すぎて管理が大変なんですが、元気がいいのはうれしいですね~。少しずつこんもりとしてきました。

そして!!オパクスの新芽がうれしい・・・
よく「水草水槽にはソイルがよい」という意見を耳にします。定期的な交換が必要なことから、ソイルを好まない向きもあるようですが、そういった方々の間でも、こと「水草の成長」という点に限って言えば、ソイルの効果を認める方は多いようです。

ソイルの長所としては、水草の根張りが良い、養分の豊富に含まれた「肥沃な土」である(これは場合によっては短所にもなりますが)などの点が挙げられると思いますが、最大の特徴はやはり、ソイル自体が水槽水のPH、硬度を安定的に低下させる、と言われている点にあると思います。

一般に水草の育成には弱酸性の水が向いている(ものによりますが)と言われますが、特に南米原産の水草はこの傾向が強く、低PH、低硬度でなくては育たないどころか、あっという間に枯れてしまうものも中にはあります。従来そういった水草を育てるためには、非常に手間のかかる様々な工夫が必要だったわけですが、ソイルはそうした手間を大幅に省いてくれる底砂として登場したため、大いにもてはやされたわけです。

ところで、私が初めて水槽を設置したとき、まず底砂に選んだのは、なんと家の駐車場の砂利でした。もうこの時点で完全に間違っている気もしますが、当時は底床なんて何か入ってればいいんだろうぐらいの意識で、また、魚の飼育をメインで考えていたため、底床についてはほとんど無頓着だったのです。そんな中でもちょこちょこっと水草を植えたりはして、それなりに楽しんでいたのですが、きれいな水槽の写真なんかをあちこちで見ているうちに、しだいに「こんな緑に溢れた水槽を自分も作ってみたい」という気持ちが湧き始めました。そうなると、あとはおきまりのコースで、なんやらかんやらと育てているうちに、気付いたら自分は特にトニナを育ててみたい熱に侵されていました。

で、必殺駐車場の砂利でトニナを育て始めたのですが、当然のことながら全く育ちません。入れても入れてもトニナは細く黄色くなって最後は溶けて消えてしまいます。そのうち、さすがの駐車場男も「これは何かが根本的に間違っているのではないか」と気付きました。今考えれば砂利でも育てられないことはなかったのだと思いますが、当時は底床についてだけでなく何から何まで知識が無く、この環境で育てるのは自分には到底無理な相談でした。どこかで南米の水草はPH6前後あたりが良いという話を仕入れてきて、早速水槽の水を計ってみると、なんとPH8.3です。そりゃ育ちません。どうしたらPHが下がるのだろうと考えて、ようやく色々と調べ始めたのですが、このとき初めて知ったのが、「南米水草に最適!」というソイルの存在でした。すぐに水槽はいったんリセット、ソイルを買ってきてセットし準備万端です。これでPHもぐんぐん下がって、きれいな水草が育つようになるぞ、と思ったものでした。。

そう、その時の私は、これが水槽ペーハーとの長く不毛な戦いの幕開けとなろうとは知る由もないのでした・・・      つづく
個人的にはロタラの中でも最も好きな種類の一つです。茎や葉が全体的に小振りで細く、ロタラ・グリーンなどと較べてもより繊細な感じがします。また写真ではよくわからないですが、葉の裏がワインレッドに、茎が茶色になるのが特徴です。育成は容易な方で、少々条件が悪くても四の五の言わず育ってくれる親孝行な(?)水草でもあります。最初は2,3本から始めても、あっという間に増えてくれるので、お財布にもやさしいですね。
うちの水槽システムについて。

水槽:ADA 60-P
底床:ADA パワーサンド(M) 2リットル+ADA アマゾニア(ノーマル) 9リットル
濾過:エーハイム2231(サブストラット)+ジャレコサブフィルター
   (スポンジ、パワーハウス・ソフトS)
照明:TFW サンライト H70 プラント
CO2:ADAアドバンスシステム
エア:水心
換水:コットン→カーボン→アニオン→カチオンの各フィルターを通した水
   現在は2日に1回、3分の1

照明・CO2・エアはタイマー制御で、照明・CO2を15時から23時まで8時間、エアを0時から11時まで11時間行うようにしています。エアレーションはかなり強めに行っています。

換水については、コットン、カーボンフィルターは中和作業を省いて手を抜くため、イオン交換フィルターの方は、水道水のPHが8.0近くとかなり高めなため使っているのですが、ちょっと大がかりになってしまっています。

濾過に関しては、サブフィルターで濾過能力を上げようと思っていたのですが、最近、濾材の量を増やすメリットよりも、流量が落ちるデメリットの方が大きいような気がどうもしてきました。しかし、今の状態から撤去してバランスを崩すのも困るので、当面はこのままでいこうと思っています。

液肥等は今のところ一切施してません。調子がよほど良くてガンガン育っているときに限って、今後はカリウムを少し入れるかもしれません。鉄はどうもヒゲ状コケと因果関係があるような気がしてならないので、なるべくなら入れたくないです。白化などには効果があるのでつい入れたくなるんですが・・